どうもNaokingです
ようやく仕事がしまりました。
っても今日はほとんど働いてないですが・・2020年も仕事が終わったわけです。
今年は、ほとんどの日を家で過ごしました。
皆さんも同じかと思いますがサラリーマン人生で初めての経験です。
今年も終わりか~とぼんやりと風呂に入りながら、過去を振り返ってみたのですが、改めて私は上司、先輩に恵まれていたんだと思います。
とても良い事を教えてもらったので(彼らの行動から学んだので)今回のテーマはかこちら
【ビジネス】2020年末 改めて過去を振り返ってみた 先輩/上司に教えてもらった3つの言葉
今回は、ちょっと思い出した3つのエピソードをシェアします
①他人に無い強みを探せ
1度目の転職先の事業部長が教えてくれた言葉です。
私が2社目に働いていた会社は財閥系のシステムインテグレータでした。
とは言え、私が内定をいただいた部門は、その財閥商社の方が出向している部門でした。
20名程度の組織の中で事業部長は当然、本社出向者ですし半分以上の方が出向者でした。
当時、私は悩んでいました。
理由は単純です。
本社出向者の営業さんに比べ圧倒的にレベルが低い
彼らは財閥商社だけあってとても優秀でした
・英語がぺらぺら
・財務知識も豊富
・発想力もゆたか
・死ぬまで働くバイタリティーがある(15年ぐらい前ってこれ普通ですから)
そんな中で私の強みはいったい何なのだろうと悩んでいたわけです。
そこで彼から頂いた助言はこうでした。
語学やファイナンス等、勉強で培ってきた知識を強めてもすぐに結果は出ないし既にそれらの武器は周りのメンバーが持っているもの
私はあなたに即戦力としてそれを求めてはいません
あなたしか知らない知識をつけなさい。
例えば新しいテクノロジーの知識などであればチーム内でもまだ知らない事ばかりです。だから勉強すれば一番になれるチャンスはいくらでもあります。
このテクノロジーについてはNaokingが一番知っていると気づけば周りのメンバーはあなたを頼りますよ。
当時、NGN(Next Genelation Network)というバズワードがありました。
私は、時間を割いてはNGNに関するイベントなどに参加し、各キャリアがどのような方向性をもって取り組んでいるのか、NGNの環境を作る為に必要な機器はどのようなメーカが強みを持っているのかなどを学び、事業部長のアドバイスの通りNGNについてはNaokingが一番というポジションを確固たるものにしました
人に頼られるという心理的安全性があると自信をもって仕事に取り組むことが出来ます。
皆さんの仕事においても、こんなことを意識してチームで1番、組織で1番、会社で1番を目指してみてください。きっととても良い結果が出ると思いますよ。
②お前は車のディーラではない
これも以前の会社の本社からの出向者の上司からの言葉です。
営業という仕事は顧客課題をヒアリングして課題解決案を提案する仕事です。
ただ多くの営業は、その手法としてコスト(値引き)を自分の提案の武器として使っている事が多いです。
その場合、ユーザが求める事は、『ほんで何円にしてくれんの?』という事だけになってしまいます。
それはあなたの仕事でしょうか?
あなたの提案するものが、どのように顧客にとって価値があるのか?
それを理論だって説明するには
・財務知識は持っておいたほうがいい
・製品を知る為にメーカ(当時はイギリスとアメリカ)としっかり会話ができるように英語は話せたほうがいい等
スキルを磨き続ける必要性を淡々と説明してくれました
帝国ホテルのポーターと小さなホテルのポータは荷物を運ぶという観点では同じ仕事だがなぜ給料が違うのか?
そこを考えて仕事をしなさいという教えは今でも自分の根幹になっている気がします
③過去の実績を言っている時点で今の会社で、実績を何も持ってない証拠だよ
こちらもズドンと胸に突き刺さった言葉です。
これは今の会社の先輩から言われた言葉でした。
多くの方が先輩や上司との飲み会でまた同じ武勇伝を聞かされてうんざりした経験ってないでしょうか?
そして自分でもあながちやってしまいがちです。
この話も、今の会社で働きだして2年目ぐらいに言われた言葉でした
確かこんな感じ・・・
Naoking君って進め方などディスカッションするときって前職の上手くいった例をベースによく説明するよね。
それってこの会社に入って1年間、自分で自信をもって進められたことがないって証拠じゃないかな。
文化も進め方もサービスも違うんだから、その時のやり方をベースに物事考えてたら成長できないよ
ぐ~のねも出なかったのを覚えてます。
それからは、前職時代ではって枕詞を使う事をやめました。
おかげさまで今では多くの事例実績を持っているので今の会社流のNaokingのやり方ってのがある程度市民権を持っている感じがします。
っとまぁ~
過去をざっくり振り返ってみて思い出した諸先輩方の言葉でした。
因みに、①の事業部長は、今次期社長候補として本社で台頭をあらわされています。
②の上司も、本社に返りマネジメントをされていたはず(もう情報を終えてない)
③の先輩も今の会社で20年を超えるベテラン選手
やはり優秀な方々からの言葉って大切ですね。
私からのおすすめなのですが、社内で優秀だなと言われている方にはぜひとも積極的に声をかけてください。
また直接本人に憧れている旨を伝えましょう。
他人に憧れていると言われて嫌な気持ちになる人なんて基本的にはいません。
むしろ積極的に知識を共有してくれます。
そして人は自分が思っている以上に他人のことを気にしていません。
なので恥ずかしがらずに声をかける事が、自分の成長にも必ずつながります
って事で、年末に思い出したことのシェアでした
おそらくこの記事が2020年最後の記事になります。
1年間書き続ける事が出来たのは、読んでいただき、時にはスターやブックマークをいただける皆さんのおかげです。
今年1年お世話になりました。そして2021年もよろしくお願いします
ではまた!!