関西で働く外資系IT企業(GAFAM)サラリーマンのあれこれ

関西圏で働いていて感じたことを発信していきます。主に副業や投資、外資系への転職(各社に転職した友人の採用までの方法等)・・英語や筋トレ そして仕事での成功体験など皆さんに有益な情報を発信できればと思っています

【ビジネス】今、流行のエフォートレス思考とは?考え方をまとめてみた

どうもNaokingです

なんとかなり早いブログ更新。

本来の予定がキャンセルされたので、この間に!!ってモチベーションで書いてます。

仕事が詰まっていると、Othersと呼ばれる作業は後回し・・

このブログもそうなっていたのです。

以前に比べて早い更新頻度・・これももしかしたらエフォートレスな発想のたまものかもしれませんという事で今日のテーマはこちら

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【ビジネス】今、流行のエフォートレス思考とは?考え方をまとめてみた

最近巷で売れているこの本。

ご存知ですか?

こちらはエッセンシャル思考という本で有名な作者さんの次の作品となります。

自分の良くないところなんですが、どうしても売れた本の後の作品って、どうせ類似品でしょって感じで敬遠しがちなのですが、
このエフォートレス思考という本・・
なんとエッセンシャル思考で実施してきた作者がそれでもキャパオーバになってしまい、そこで考え出した思考をまとめた本となります。
 
今回はこの本の中での最初のトピック 
エフォートレス思考の精神についてまとめています
 

エフォートレス思考とは?

作者は言います
働き過ぎは決して名誉な事ではない。
 
これって日本人に刺さるテーマだなと感じませんか?
そもそもエフォートレスってなんぞや??
という方もいると思います。
 
エフォート=努力
レス=しない
 
努力をしない思考法って事です。
 
因みに前書の『エッセンシャル思考』では作者は
 
あなたは『なに』をやるべきか?
 
を教えてくれました

エフォートレス思考では『どのように』やるかを教えてくれてます。

 

多くの皆さんが毎日忙しい日々を送っていますよね

 

あなたの理想を達成するためには?

 

この答えは、やる気を持って努力し続ける

こう思っていないでしょうか?

 

正直、私はがむしゃらな努力が必要と思っていた節があります。

ただこのがむしゃらだけではもうこなす事が出来ないタスクが毎日発生していませんか?

 

この時代においては、そもそもの働き方や生き方を変えていく必要があります。

 

エフォートレスとは頑張らないのに結果がでる。

むしろ頑張らなかったからこそ結果が出る。

 

日々忙しい作者の経験や様々な分析データがまとめられている本となります。

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エフォートレスな精神

この本は大きく3つの章に分かれています

-エフォートレスな精神とは?

-エフォートレスな行動とは?

-エフォートレスな仕組みとは?

 

この本を読んでいて感じたのは、行動や仕組みを考える前に、自分たちの考え方の根っこを変えていく事が出来なければ、後半の2つは意味を成しません。

 

先ほども書いたように

 

自分が達成したい事には最大限の努力が必要なのか?

これの答えは必要ないとなります

エフォートレスな精神をもって行動し、そして仕組化する事でこのゴールにたどり着ける。

これが作者の主張となります。

ではエフォートレスな精神とは何なのでしょうか?

 

それがこちらです

 

エフォートレスな精神=心身に重荷がなく頭がすっきりした状態

 

ではこの状況を作る為にはどのようなマインドチェンジや行動が必要なのでしょうか?

それを説明してきます

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知覚的負荷を減らす

以前のブログでも書いている事なのですが、現代人が1日に触れる情報量ってどのぐらいかご存知ですか?

平安時代の一生分 

江戸時代の一年分

このように多くの情報に私たちは1日で触れています。

 

では脳の処理はどうなっているのでしょうか?

これは残念ながら変わっていません。

 

脳が一日に処理できるタスクというのはざっくり6000タスクと言われています。

これを超えるとキャパオーバです。

 

キャパオーバな状態だけどやらないといけないので遅くまで働き自分の命を削りながら仕事をこなしているのが現代人なわけです

そしてこの脳の選択は恐怖心や怒りの感情を優先して処理します。

上司に報告を求められているから

納期が間に合わないから

こういった作業を優先してしまいます。

 

結果として、多くの『やらないといけない事』の処理に追われて『やるべき事』に到達していない人たちが多く存在する事となります。

 

シンプルに考えてみてください

まずは不要なファイルを取り除けばいいのです。

皆さんはPCのデスクトップに様々なアプリのファイルを置いておく派ですか?

画面ぎっしりにExcelファイルとかを置いてる方が、ファイルどこにあったっけ?

こんな感じで待たされる事とか経験ないですか?

 

スマホのアプリでいつか使うかも・・って形で置いたままのアプリないですか?

ストレージを圧迫してないですか?

そのせいでスマホのレスポンス下がっていないですか?

常にストレージが足りませんって通知きてませんか?

 

これを無くそうという事です

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苦労は本当に必要なのか?

物事を達成するためには2つの選択肢があります

 

①人の限界を超えて働き、力ずくで不可能を可能にする

②もっといいやり方がないかを検討し、余裕で成果を出す

 

皆さんは①と②どちらの選択がいいですか?

当然②だと思います。

ですが殆どの人が②を考えることなく①に取り掛かります。

それは

楽をする事は悪である

 

この言葉の刷り込みが心にあるからです。

これって難しいのは問題ではなく、私たちの考え方そのものだったりませんか?

 

楽をする事は悪い事ではありません

 

坂で大玉を転がしている自分を想像してみてください

これは競争です。

 

下り坂を使って大玉を転がせば最速で結果が出ますよね

そしてこのスピードは回転していくたびに速くなっていくので、おそらく最小の努力で最大の結果が出ます。

 

では逆に上り坂だと?

おそらく大玉はあなたが押し続けない限り前には進みません。

そして最大の努力で最小の結果になるでしょう

 

ただ多くの人が後者の努力が人として素晴らしいと賞賛します

むしろこの方法しかないと思っているのです。

 

もう一度言いますが

楽をする事は悪い事ではありません。

その方法を見つける事があなたにとって最も大事な事になります。

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重要な事=しんどい事?

これも人のバイアスかもしれませんが、達成したいゴールは努力の先にしか待っていないのでしょうか?

多くの方が重要な事=大変な事(超えないといけない高い壁があるもの)と思いがちです。

当然到達したいポイントが高いので努力は必要かと思います

ただ成功者を見てみると全くこの考えを持っていません。

彼らは『重要な事』と『楽しい事』を掛け合わせ、かぶっている部分に自分の力を全力で注ぎます。

 

楽しい事は努力をしなくともやり続ける事が出来ますよね。

正確には他者から見たらものすごく努力しているようにみえるのですが、当の本人は楽しい事なので、それは努力の内に入らない。

これもとてもエフォートレスな精神がなせる業かと思います。

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今あるものに目を向けよう

足りないものに目を向ける考え方を不安思考と言います

今あるものに目を向ける事を充足思考と言います

 

どちらの方が幸せを感じる事が出来るでしょうか?

私はTwitterを結構頻繁に使っているのですが、SNSではどうしても他者との比較をしがちです。

投資で成功した!!

ブログのアクセス数がバズった!!

副業で設けた!!

 

沢山のうらやましいコメントを目にします。

そして感じます

私には足りないものが多すぎる・・どうしたらいいんだろう

もっと努力が必要だ。でも何からしたらいいんだろう。

やってるけど結果が出ない。

辛い・・

こんな感じ

 

不安なものに目を向けると正直今あるものが見えなくなります。

日本人は日本人に生まれてきた時点でかなりの勝ち組であることを皆さん認識していますか?

 

水道や電気、インターネットが設備の悪さからとまって困った事がありますか?

コンビニやスーパーに行ったら食べ物がないなんて経験ありますか?

隣国から戦争を吹っ掛けられているプレッシャーを感じた事がありますか?

 

今自分が持っているものに感謝をし充足思考でいるだけでこのようなストレスは無くなります。

しかもポジティブな態度はポジティブな効果を生みます(弾み車の法則と言います)

ハッピーな人は

創造性が3倍になります

生産性が30%向上します

 

これは慶応義塾大学の教授の調査で実証されている事実のようです。

 

足りないものよりも今あるものに目を向ける

エフォートレスな精神にとってとっても大事な考え方です

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ネガティブな感情を手放そう

ではどのように自分のマイナス思考を手放していけばいいのでしょうか?

人はすぐマイナス面に物事を考えてしまいます。

 

ただこれは生き物として生きていくために、危険なリスクを負わない為の本能です。

私たちはこの本能に逆らい対応してかないといけません。

 

その為の思考法としてハーバード大学レイトン教授が面白い方法を教えてくれています。

 

それは自分の感情に対して雇い主となって評価をしてみるという事です。

例えば、親が子供を叱る。上司が部下を叱る。

 

そんな時に生まれる負の感情(怒りや悲しみ)

これを雇い主の視点で客観的に考えてみるのです。

 

怒りや悲しみの感情は雇い主であるあなたの会社に良い評価を与えてくれるでしょうか?

怒りや他責のような感情は『自己正当化』と『自己嫌悪』をもたらします。

そんな状態で会社を経営していて上手くいきますか?

そこで雇い主として取るべき行動は1つです

負の感情をクビにすればいいのです

 

たったそれだけの事であなたの会社は上手く回っていきます。

 

面白い発想ですよね。

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まとめ

少し、長くなりましたがまとめです。

エフォートレスな精神は

大量の情報やノイズの中から今やるべきことに注意と集中を失わない事が大事です。

その為には今までの考え方の常識を疑う必要があります

 

ネガティブな感情を手放しましょう

過去は変えられません。

ただし未来は変えられます。

ポジティブな感情をもって物事を考えればきっとうまくいきます。

 

エフォートレスな精神を持つためには環境も大事です

-静かな環境で

-肩の力を抜いて

-頭を落ち着かせ

-心を開放し

-感謝の呼吸をする

 

ここからスタートしてみてはいかがでしょうか?

再度の紹介となりますが、この思考法はこちらの本が教えてくれてます

 

 

ストレスなく、最大化された成果を得る。

これが出来たら本当の幸せが待っていそうですね。

是非本を読んで行動編と仕組化編を実践してみてください

 

ではまた