関西で働く外資系IT企業(GAFAM)サラリーマンのあれこれ

関西圏で働いていて感じたことを発信していきます。主に副業や投資、外資系への転職(各社に転職した友人の採用までの方法等)・・英語や筋トレ そして仕事での成功体験など皆さんに有益な情報を発信できればと思っています

【朝活】第25回朝活かるてっど まとめ

どうもNaokingです

22年11月26日に実施した朝活かるてっどのまとめ記事です。

今回は、最後のスペシャルアチーバである各務さんに登壇いただきました。

【朝活】第25回朝活かるてっど まとめ

朝活かるてっどって?

朝活かるてっどって何ぞや?という方のために補足しますとみんなが実施している朝活(朝早く起きて自己成長の為に費やしている時間)を土曜のフレッシュな時間(朝の6:20~6:50)に共有し参加者の皆さんがより早く、より楽しくなりたい自分を達成しようという企画のスペースです。

基本的には

・5分の前回サマリー:naoが担当しています(最近5分でお収まらない・・)

・10分x2人のアチーバ(発表者)からの朝活共有

・5分の締め(クロージングの時間が取れないOnz

こんな段取りで30分番組として提供しています。

ただ先日朝活かるてっどの終了を告知させてもらってます。

今回のスペースのアーカイブはこちらです

 

なお、Twitterスペースの都合上1カ月以上前のアーカイブが聴けないのでYoutubeに過去のアーカイブを上げています。

www.youtube.com

人間は1日で70%程度の情報を忘れてしまうようです。

ランチタイムや移動時間などにもクイックに聴けるようになっておりますので是非隙間時間の相方としてお使いください

スペシャルアチーバ 各務さん

4つの顔を持つスペシャルアチーバ

各務さんは既に多くの企業でたくさんの経験をされてきました。

会社数で見ると10を超える会社を渡り歩いてきたとの事です。

現在は某銀行のCTTO(DX補佐)のお立場

大学の准教授

ベンチャー企業の外部取締役

そして個人事業主としての執筆/講演活動

過去多くの外資企業を経験し、そしてその知見を内資企業の変革に注力されてきた経験が生きた結果との事でした。

 

キャリアのスタートはエンジニア

ただ2012年にMBAを取得し『エンジニア X 経営者』の視点を持って社会変革に取り組んできたからこそ今のポジションがあると分析されています。

実際に各務さんの著書の中では、所属していたKADOKAWAグループのDX変革の経験を赤裸々に語られています。

日本のDXに大事な事

皆さんDXって言葉ご存知ですか?

デジタルトランスフォーメーションの略で、今後企業が生き残っていく上ではとても重要になる変革です。

IDC JapanではDXを以下のように定義づけています

www.soumu.go.jp

実際総務省でもWebを準備するほど日本におけるDXは今後の日本の経済成長に必要な事だという事が分かります。

各務さんは言います。

DXの定義の中で最も大事なのはXの部分である。

デジタル化する事は、そこまで難しい事ではありません。

それを活用し変革していく事こそが日本企業に最も求めらえています。

ただしこの変革ほど難しい事はありません。

まさしくこのDXに取り組む人たちは血反吐を吐く思いで取り組んでいます。

 

デジタルの意思決定とは外資によくある合理的、且つスピード感をもって決定していく事を言います。

ただ日本は異なります。

アナログな意思決定とは縦社会において情報に対する理解の無い上層部が形成合意を取って意思決定をしていきます。

この考え方やスピード感の違いが今の日本、つまりDX遅れを招いている原因であると各務さんは考えています。

 

そんな中でデジタルとアナログを接点管理していく事がDXの活動においては最も大事になってきます。

例えば、DXに取り組んできたKADOKAWAグループのなかのドワンゴ

一見するとドワンゴは既にデジタル化された企業文化のように思えます。

ただ意思決定がアナログであればこのDXを進める事が出来ません。

この接点管理をしてくことでKADOKAWA全体のDXを推進されてきました。

何故日本のDXに取り組むのか

ご存知の通り各務さんは既に多くの外資を渡り歩いてきておりMicrosoftAmazonでの仕事の仕方も経験してきています。

ただこのマネジメントの手法は日本に合うのか?日本のためになっているのか?

そんな疑問をお持ちの所に、赤字で倒産もあり得る状態だったドワンゴの組織改革のお声が掛かります。

結果としてドワンゴを黒字化する事も出来き(細かな部分は前段でご紹介した本を是非読んでください)この成功例をDXに苦しむ日本企業にもっと広めていきたいこのようなお気持ちになられたようです。

これが各務さんが日本企業のDXに注力されている理由です。

日本は合意形成型のビジネスモデル

海外はチャンスは平等にもらえるフラットなビジネスモデル

 

その為、日本における縦割り組織を壊していくのではなく、パイプを通していくように情報連携の流れを作る。

こんな取組みを様々な会社に展開していく事をお考えです。

あくまでデジタルは手段であり、アナログ(クリエイティブやアート思考のような人間らしさ)を残しその会社独自のDXを達成していく事が大事になります。

 

DXを進める上で大事な事

最後にDXを進める上で最も大事な事があります

キャズム理論として以下のように物事の流れの中には大きなキャズム(溝)があります。

キャズム理論 に対する画像結果

アーリーアダプタと呼ばれるような新しい取り組みに積極的に協力してくれる仲間

彼らと取り組んでいく事がDXを行う上で最も重要な取り組みです。

一緒に取り組む人たちを支援し、時には鼓舞しDXを推進していく

こうして是非キャズムを越えていく事を目指してください

DXでは明確な役割分担も大事になります。

日本企業は自分のミッションが明確でない事が往々にしてあります。

DX推進においてはそのメンバーのミッションを明確にし各々の仕事を確実にこなしていきましょう

キャリアにとって大事な事

各務さんはおっしゃいます

Think Big  Start Small

キャリアを作るとは努力と挑戦をし続ける事がとても大事です。

何度も挑戦を繰り返してみてください

結果は必ず後からついてきます。

そしてセルフマネジメントを意識してみてください

今自分は公私で見ると公の時間を使っているのか私の時間を使っているのか?

私の時間においてはメンタル面、フィジカル面 共に自分のフィーリングを意識しケアしていくことで変化に柔軟に対応していく事が出来ます。

まとめ

まとめです。

各務さんの今回はDXについてお話をいただきました。

朝活かるてっどと言うよりも少しIT目線であったりDXで使われる専門用語も出てくるのでその業務に関りの浅い方には??が浮かんだところもあるかと思います。

その為、今回はお聞きした話の前後を入れ替えたりと少しブログには工夫を入れています。

ただDXは日本が今後世界で戦っていく上で大事な取り組みとなります。

先月リリースされた各務さんの最新作では

世の中の視点

ベンダーの視点

ユーザの視点

そして未来についてまとめられています。

私も既に読みましたが入門書としていろんな角度からのお話があるのでとてもためになるかと思います。

是非手に取ってみてください

 

ではまた