どうもNaokingです
本日(22年9月17日)に実施した朝活かるてっど
そちらのまとめ記事です。
今回は国際色豊かに、過去海外に住まれていたおにょにょ妹子さんと
現在海外に住まれているちひろさんのお二人にアチーバとして登壇いただきました!!
【朝活】第15回朝活かるてっど まとめ
朝活かるてっどって?
今回のスペースのアーカイブはこちらです
— トラけい🐯あなたの笑顔を引き出す鍼灸マッサージ師 (@torakei0216) September 16, 2022
なお、Twitterスペースの都合上1カ月以上前のアーカイブが聴けないのでYoutubeに過去のアーカイブを上げています。
人間は1日で70%程度の情報を忘れてしまうようです。
ランチタイムや移動時間などにもクイックに聴けるようになっておりますので
是非聞いてみてください(チャンネル登録してくれると嬉しいです)
①おにょにょ妹子さん
妹子さんは台湾、そしてイギリスで生活をされていたトリリンガルで国際色豊かなアチーバさんです
おにょにょ妹子さんのTwitterはこちら
おにょにょ妹子さんは台湾に7年 イギリスに2年 そして上海に1年と約10年間海外に住まわれていまいた。その経験を活かし以下のテーマをお話いただきました
『日本人の国際力について』
『今のままでは日本・・・取り残されまっせ!!』
これが結論となります。
海外を見てこられた方として何故このような思いになったのか?
理由があります
語学力について
皆さんもご存知の通り、日本人は母国語以外の言葉に対して非常に消極的です
そして世の中全体で見てもこの低さは非常に目立ちますよね
参考:世界の英語力比較2021
皆さん、海外の方から
How are you?
って声をかけられらたらどうでしょうか?
『えっ・・私・・・ I can not speak English!!』って言って逃げてませんか?
おにょにょ妹子さんは現在外資系の小売会社で働いているのですが、
時折来る海外の方がコミュニケーションの一環でかけてくる、このHow are you?についても答えられない管理職は多いとの事です。
中一の最初に習ったこのフレーズに対して対応が出来ない・・
確かにこれはまずいですよね
台湾人の語学力は?
むしろ彼らから何故日本人は英語が喋れないんだ?と聞かれるレベルとの事でした
台湾では子供教育に熱心です。むしろ必死です。
そもそも台湾は古くから情勢的に中国とずっと微妙な関係で対峙しています
つまり常に安全が保障されていない中で生活をしています
これはずっと昔から持っている台湾人の危機感になります。
日本人として生きてきて『平和が脅かされる』
こんな心配をした事ある人はいらっしゃいますか?
台湾では裕福であれば国籍をもう1つもち、いかなる時にも対応できる準備を常日頃からしています。
その中でコミュニケーションを取る為の英語
これは生きていくために必要な力になる訳です。
その為、子供たちは学校が終われば、当たり前のように塾に通い英語を習います
また大人も仕事が終われば英語や日本語を習う文化が当たり前のようです。
日本人の大人の平均勉強時間が1日6分の日本とは大きな違いですね
危機感の上に、台湾人の生活が成り立っていると言うところが私たちと圧倒的に違うところになります
海外から見た日本とは?
皆さん、自分たちの視点や視座から見た世界と、世界から見た日本、全く同じだと思いますか?
ここでも自分の常識を疑う必要があります
世界の人は日本を当然のように知っていると思っていませんか?
イギリスに住んだ際に自分と海外の人達の認識の違いを経験されたようです。
イギリス人の方からすると日本がどこにあるのかすら知らない人もいます
日本という国は認識されていない、重要視されていない事を認識されました
これとても重い言葉だと私も思います。
皆さん正解の中心ってどこか知ってますか?
世界の時間を決める中心になる場所はイギリスのグリニッジ天文台となります。
この場所から見ると日本は極東と呼ばれます。最も東に位置する国なんですね。
私たちは日本で世界地図を習うので真ん中に日本がありますが、世界の中心から見るともっとも東にある外れの島国、私たちはそこで生活しています
これが国際的に見た日本です
常識を疑え
海外経験豊富なおにょにょ妹子さんから見て日本人に伝えたい言葉として
①もっと海外行きなはれ!!
これが一番大事です。
例えば会社から海外転勤を求められたら必ず手をあげましょう
会社がお金を出してくれて経験を積めるというのはとても素敵な経験です。
機会があれば是非手を挙げてでもチャレンジしましょう
②平和が当たり前を捨ててみる
スキルがあれば場所を考えず仕事をする事が出来ます。
ただし日本しか認識できていない日本人では舞台を世界に変える事が難しいと思います。
これから生きていく日本人には日本という小さな枠ではなく、大きな枠の中にある日本という視点で日本という国を見ていく必要があります
日本は素晴らしい国です
平和で、清潔で安心して医療を受けれます
夜でも外を一人で歩けます
蛇口をひねればきれいな水が出ます
財布を落とせば交番にその財布が交番に届けられています
こんな素晴らしい国はありません。
ただし私たち日本人はこの視点を変えていかないとこれが当たり前では無い国で戦っていく事は出来ません。
そういった事実をおにょにょ妹子さんは教えてくれました。
②ちひろさん
2人目のアチーバはちひろさんです、現在アメリカのシアトルで生活されているちひろさんには『価値観エッセイ(自分史の作文)を書く事の大事さ』についてスピーチいただきました
大人になってから自分の生き方をエッセイに書いた経験って多くの皆さんが経験していないのではないでしょうか?
自分の言葉で自分の事を書く事、そしてその魅力についてスピーチいただきました
価値観エッセイの書き方
①自分の人生の転換点を探し出して1つ選んでみる
ある出来事をきっかけに自分が変化した経験って誰にでも多かれ少なかれありますよね
それを紙に書き出してブレインストーミングしてみてください。
※ブレインストーミングとは、特に正解を決めずまずはアイデアを出し合う事を言います
そしてアウトプットした複数の出来事から今回のエッセイの題材を1つだけ選んでください。
②選んだ内容の前後の事象を纏める
選んだ出来事の変化のファクターを考えてみる
例えば、あの人からもらったあの言葉のおかげで踏み出すきっかけが出来た
こんな形で洗い出しをします
見つけたファクターを頂点としてその前後の自分の変化を三角形上に棚卸をする
気持ちの変化や考えの変化、行動の変化など
それらが変化した結果があればエッセイの材料となります
③何故?を2回以上繰り返して深堀をする
表面的なエッセイではなく、価値観エッセイにするためにこの2回のWhyを実施します
1回目のWhyでは表層的な結果のみが出てきます。
ただその結果に対して追加でWhyを考える事により自分の価値観に沿った理由を導き出す事が出来ます。
これにより価値観エッセイが出来上がります
なぜ価値観エッセイをコミュニティカレッジで教わるのか?
アメリカの人は自分の事を話す傾向にあるから?それもあるかもしれませんが、もっと深いところでこの価値観エッセイが大事になってきます。
①大多数と異なる考えを持つ自己を守るツールとして使える
人間は残念ながら自分の物差しで相手を判断する傾向があります
英語で会話が出来ない事でコミュニケーションが取れない
こんな事も海外生活では当たり前に起こります
この自分の価値観をシェア出来るようになる力は、そんな苦しい環境において自分自身を大切に思い続けるために欠かせないものとなります。
②多様性の中で全ての人にとって武器になる
所得や移住のバックグランド等、移住の理由は様々
人によっては既存の環境を全て失って母国での生活が難しい為、移住してきた人も当たり前に見かけます
そんな様々なバックグラウンドな環境の中で『自分は何故、何を考え行動したか』を伝える力は全ての人に平等に与えられる武器になるからです
価値観エッセイは日本に住む私たちにも利点があるのか?
これを書く事によるメリットなのですが皆さんはこちらのTEDの動画をご存知でしょうか?
ビジネスマンの人が良く参考にしているスピーチなのですがこのスピーチの中でサイモンはこんな事を言っています。
『人は良い商品を購入するのではなく、その会社の信念を買うのだ』
なぜ、自分はこの行動をしているのかを伝える技術は仕事を進める上でも、チームを強く形成していく上でも重要であると彼はこのスピーチで述べています
自分の言葉で伝える事が苦手な方にご提案
例えば小さな話題について共有する事をイメージしてみてください
自分は何故それを共有したいのか?
共有したい事は具体的なに?
なぜそれを共有したいの?
こう言った事にスポットを当て繰り返しアウトプットをしてみましょう
このアウトプットを習慣化する事で自分の価値観を言語化する力が成長していきます
是非皆さんもチャレンジしてみてください
まとめ
今回のまとめです
今回は異文化を知るお二人にスピーチいただきました。
平和は当たり前ではない、そして自分と相対するメンバーにも様々なバックグラウンドがあり、何故今自分はここにいるのか?
こう言った日本ではあまり触れあわない部分に触れる機会が多くあります。
とは言え、ビジネスマンの主戦場は既に世界です。
私たちがマジョリティではなくマイノリティである
その中でどのように戦っていくのか?
そんなお話をお二人から聴かせていただきました
臨場感あふれるお二人のお話は是非スペースで聴いてみてください
ではまた!!