どうもNaokingです。3月もとうとう終わりますね。
毎月平均すると3冊程度の本を読んでいる(Audibleを含めるともう少し増える)のですが人間の情報に対する欲望は尽きないものですね
って事で今日のテーマはこちら
【人生】ゆるストイック
今回の著書
本書の作家である佐藤さん
お金2.0を読んだ時に衝撃を受けた作家さんの作品です。
確かにこれからの時代必要になる考え方だと感じました
ページ数のわりに結構1ページ当たりの文字数が少ないので読書が苦手な方でも楽しんで読める作品です
概要
・ゆるく(柔軟に)そして自分にストイック(自分に厳しく他人に価値観を押し付けず)生きていく方法を教えてくれる本
・競争に疲れた人や流されるだけの日々に疑問を感じている人へ以下の7つの羅針盤を教えてくれる
1.現在を正しく認識する
2.思い込みを理解する
3.努力・運・才能の関係を知る
4.自分を知り自分を変える
5.運をコントロールする
6.分断の時代に備える
7.今日が最後の日のつもりで生きる
詳細
ゆるストイックを時代が求めている
- 淡々と自分のペースで歩み続けるというスタンスを取る。
過去は意識高い系 or 低い系と明確な差があったが垣根なく重なりあった部分の新常識 - 〇〇すべきは使わない、周りの助けを素直に受け入れるゆすさも重要
- 長期的にじわじわとゴールを急ぐのではなく、続ける事を楽しむことが大事
- 自己管理の時代、指導に対するコスパが悪く意欲のある人だけにリソースが咲かれる時代
ゆるストイックへの心の準備 自分が変えられない事に悩まず今出来る事に目を向ける
※6つの思い込みを取り除き願望と現実を区別して柔軟な思考を手に入れる
・アンラーニング:古い価値観で新しいものを見ない 手放す勇気が必要
日々取り入れる知識を変えてみる 情報が変わると考え方も変わる(SNSをやめて思考をリセット等)
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当たり前を疑う
1.公正世界説 努力は報われる× 努力は必ずしも報われるわけではない〇
2.被害者意識 周りのせいにする× 自分が今出来る事をする〇
3.自己責任論 自分一人の責任× 自分や環境の影響を受ける〇
4.ゼロリスク思考 リスクをゼロにする× リスクを前提にする〇
5.ゼロ失敗思考 失敗を避ける× 失敗のプロになる〇
6.ロジカルシンキング信仰 すべて合理性で考える× 合理性にも限界があると考える〇
ゆるストイックで世の中の仕組みをゆるく理解する
- 成功は運と努力と才能の掛け算+環境であり、成功者はオーケストラの指揮者のようなもの
- 独自性:努力と才能 ただ乗り:運(環境)
- 独自性は人類史上初のものでなく、その時代の常識から少しずれたもので良い
- ただ乗りX独自性 YoutubeやSNS等強い基盤にただ乗りしその時代から少しずれた独自性にフォーカスする
〇〇活のスタートは婚活 そこから腸活 推し活等新しいトレンドが生まれる - 独自性は世の中を考察し仮説を立てて腰を据えて想像に向き合う求心力を育てる
- ただ乗りには外部を最大限に活用する遠心力が必要
- この求心力と遠心力の掛け算にストーリーを足す事でブランド化が出来る
※才能のある人が成果が出ない理由
才能がある人は高い目標を掲げ、競争に巻き込まれやすい、結果埋もれて独自性を失う。
持たない人は戦いを避ける➡強みを出せる環境を探す➡ただ乗りに辿り着く➡結果につながる
ゆるストイックに過ごす方法
- 独自性は自分が活躍できるほどの隙間(ニッチ)な領域に絞り込む
- 好きと得意が重なっている領域+需要の順に考えて絞り込む
- 己を知り(配られたカードで)、没頭し(一点集中し)、変化し続ける(今が永遠に続くとおもわない)
- 今が正解のない時代ではなく、そもそも正解があったボーナスタイムを過ごしていたと考える
- 決めた事をゲーム化して楽しんで攻略する
ゆるストイックを持続するコツ
- ゆるストイックとは他力と自力を組み合わせて成長させる術
- 生物の進化も環境に合わせた周りとの適応度によって作られた
- 80%ルールで完全主義を手放す ※残り20%を作るのにコスパが悪い
- 共通のコミュニティを持つ 孤独はストレスにつながる、沢山の依存先を創ろう
- 28歳で脳の爆発的な成長は止まる、その後は意志ではなく習慣で成長を継続する
- 柔軟さを意識する、硬直した対応では時代の変化に対応できない
ゆるストイックで普遍的な未来に備える
- 多様性の世界・貧富の差が激しい世界では自分は自分 他人は他人が大事
- おかれた立場によって世界の見え方が違う事を認識する
- 異なる立場や意見を馬鹿だと思わない、彼らなりの理屈を考えてみる
- 日々の行動は自分自身への最適化にどう影響するかを意識する
まとめ【私見】
野球の大谷さん 将棋の藤井さん ボクシングの井上さん等、新しい価値観で淡々と自分の結果にコミットしていく人たちを見るとこのゆるストイックが新しい成功者の常識になっていくのかなという感覚を持ちました