どうもNaokingです
本記事は2022年8月に一部加筆後10月にもVMwareを退職された方の意見も後半に追記しています
今回は最近あまり出来ておりませんでした、外資系企業のハイアリングについてですので少し短めのTipsになるかと思います
って事で今日のテーマはこちら
【転職】VMware ってどうなの?
という事で今回はVMwareです
過去のAmazon Microsoft そしてSales forceなどをご紹介してきましたが今回はかつての花形企業であるVMwareさんについて
※因みに過去の記事はこちら
【Sales force】
VMwareってどんな会社?
VMwareは仮想化ソフトウエアの開発と販売を手掛けるアメリカの大手企業です。
最近ではストレージの仮想化やネットワークの仮想化等、多くの仮想化製品を取り扱う会社となっております。
ストレージ大手のEMCの子会社であり、そのEMCがDELLに買収されましたので、DELLグループの1社となります・・・が最近BroadcomeがこのVMwareを買収するとの発表がありました
ITに馴染みのない方でもDELLというPCメーカはご存知な方も多いのではないでしょうか?そのグループ会社となる企業となりますが、独自色が強く非常にパワフルな会社です。
15年ぐらい前からServerの仮想化というトレンドがあり、そのテクノロジーの先駆者の会社でもあります。
10年ぐらい前の話ですが、VMwareさんの社員さんと言うだけでIT業界では輝いて見えたなという記憶があります。
ただ時代は進み仮想化技術から次のトレンドにビジネスが移りました。
彼らのテクノロジーはそのサービスの一部のサービスとしてAmazonやGoogle Microsoftやその他日本のIT業者のテクノロジーの一つとして今も利用されています。
Broadcome買収による影響
ビジネスにおける影響は私も分かりませんが、VMwareに転職した同僚や友人の話を聞く限り、この買収は内部的には大きな影響がありそうです。
これが原因かわかりませんが私の知り合いも退職されました。
逆に言うとVMwareへの転職を考えている方には空ポジションが増えるというメリットとも捉えられます。
VMwareの求人はどこから?
基本的には大手キャリアコンサルタントさん経由でご紹介いただける企業の1社かと思います。
当然直接のエントリーもありますが、どちらかと言えばコンサルタントさんを経由して相談する方が物事が進みやすい会社ではないかなと思います
あとはLinkedinさんなどで直接人事の方から声がかかる事もあります。
多少自分キャリアに自信があればこれが一番早い転職方法なのかもしれません・・・
求人のジャンルと給料の比率は?
日本の求人を見てみると以下の募集があります。
・セールス
・プロダクトセールス
・プリセールス(SE)
この求人募集はどのような給料配分になっているのでしょうか?
比率?
何それ??って方は以前の記事の外資系の給料についてを是非見てください
それはざっくり見ると以下になります
セールス:(5:5)
プロダクトセールス(6:4)
プリセールス(8:2)
よくある外資系企業の考え方そのものでした。
そして特筆すべきは、
セールスの方のインセンティブは毎月の出来高による支払いとなります。
ベースが5割と結果が出ない時のお給料は渋めではありますが、成果を出し続ければ大きなお金が毎月インセンティブとしてもらえるスタイルです。
外資系で稼ぐ力を使ってチャレンジしたいという方にはもってこいに土壌です
採用までのプロセスは?
基本的には以下のプロセスになります
人事としての面談
担当部門のマネージャとの面談
スキルセットチェック(SEさんなどは経験を確認されます)
そして最終面接
募集されるポジションによりますが通常3回から4回の審査を得てオファーレターがいただけるようです。
どのような経歴の方が働いているの?
働いている方の経歴を見ると意外と日系のシステムインテグレータ出身の方が多いようです。
確かにVMwareがトレンドになった十数年前、Japanの環境は代理店であったネットワールドという会社からの転職組が多いと聞いた記憶があります。
他には外資ですが日本ヒューレットパッカード出身者もベテランには多いようです。
仮想化技術は枯れたテクノロジーであり多くの日系IT会社が利用/提案をされているソリューションなので、その知見から提供元への転職が多いのかもしれません。
その兼ね合いもあってか、既に歴史も古くなっているからか、ドキュメントなどは主要なものはローカライズ(日本語化)されているようですので、外資特有の英語がスムーズでないとNGという事は無いようです。
確かに知り合いもあまりしゃべれなかったような???
ここは意識しよう
あくまで私が個人的に聞いた噂レベルになりますが、5:5という事もあり数字に対するコミットは結構シビアに求められる企業のようです
アグレッシブなセールス文化の為、心が弱い方は向いていないかもしれません。
ただ日系企業からの転職も多いとの事なので、外資にチャレンジするという観点ではよいのではないかと思います。
実際マーケットシェア等もしっかりあるしパートナリングもできているので新規開拓!!みたいなのは薄そうですしね
上記のオラオラを改善すべく数字以外の評価もしっかり見るようになってきているとの事で、会社として変わりつつあるタイミングなのかもしれません
私の会社に入ってきた元VMware社員に状況をきいてみた
2022年も後半に入り、なんと新たに来た同僚が元VMwareだったのでちょっと転職理由を聞いてみました。
理由はとてもシンプルです
それはブロードコムの過去の買収実績です
検索すると過去CAやシマンテックという会社を買収してきています。
ブロードコムの過去の買収歴を見ると、欲しいところだけを奪い取って後は捨てるやり方を過去数回実施しています。
これが現場の社員にとって戦々恐々な状況になっているようです。
ブロードコムにとってVMwareのメリットって何でしょうか?
仮想化技術のマーケットシェアを考えるとVMwareさん1強です。このライセンス販売モデルはCloudの台頭によりマーケットは小さくなっていきます。
VMwareさんもいち早くvCloud AirというCloudをリリースするも1年程度で撤退した今、AWS/Azure/GCPのオプションとして生きていく事になりますよね。
新たにCloud基盤を管理するVMware Tanzuなどの新たなサービスに力を入れていますが今まで通りの営業スタイルの営業さんにとってはあまり居心地の良い状況ではないようです。
ただ逆に考えるとレガシーな販売方法で給料を稼いでいた古巣が抜け新生VMwareとして新しいビジネスモデル構築にチャレンジしていくというのは大化けの可能性があるのかもしれませんね。
どこからエントリーすべき?
VMwareさんはリクルートエージェント経由で多くの案件を見つける事が出来ます。
何社かのエージェントからご紹介も受けたのですが、その中で一番のお勧めはJACリクルートメントさんが良いかと思いました。
私は人事の方や元同僚からの生の声を聞いているので、エージェントさんが情報を盛っていないかなど、信頼に足るかを確認する事があるのですが、
その中でJACリクルートメントさんは信頼にたるかと感じています。
ハイエンド求人を扱っている会社さんなので、VMwareに限らず仲良くしておくとよい会社かと思います。
既に長くお付き合いいただいており、なかなか転職を検討しない私にも積極的に案件を紹介してくれている事も高いポイントですね
興味がある方は是非こちらのJACリクルートメントに登録してチャレンジしてみてください
まとめ
今回はVMwareの求人について言及しました。
今最先端の起業か?と言われると異なりますが、必要なテクノロジーとしっかりとしたシェアを持った会社です。
日系企業からの転職も多いようなので、まずは外資にチャレンジしたいという方はお勧めかと思います。
ただ数字に対してはシビアにみられる文化は残っているとの事なので、覚悟をもって挑みましょう!!
ではまた