関西で働く外資系IT企業(GAFAM)サラリーマンのあれこれ

関西圏で働いていて感じたことを発信していきます。主に副業や投資、外資系への転職(各社に転職した友人の採用までの方法等)・・英語や筋トレ そして仕事での成功体験など皆さんに有益な情報を発信できればと思っています

【自己投資】『考える』を哲学してみる

どうもNaokingです。

毎週ブログ自体は更新しているのですが、私がモデレータをしている『朝活かるてっど』のまとめばかりになってきたのでまとめを除くと非常に久しぶりの投稿です。

 

ということで今日のテーマはこちら

【自己投資】『考える』を哲学してみる

私たちは毎日とても多くの情報を入手し何かを考えて行動しています。

この『考えること』について少し哲学する事で自分の人生の糧にしようというのが今回の記事のテーマとなります

世界は不安で出来ている

私たち日本人は平和な環境に慣れすぎているという別の問題もありますが

そもそも世界というのは不安で出来ています。

例えばホモサピエンスの時代、今であれば絆創膏を貼っておくだけで治る傷も命取りになるほど危険と隣り合わせでした。

江戸時代でもお侍さんが通る際に頭を下げなければ『切り捨て御免』がまかり通る世の中です。

人はとても簡単なことで死んでしまいます。

ただこの状況から逃れるために『不安』という感情があります。

ここにいては危険

このままでは危ない

この『不安』というネガティブな感情があるからこそ、危機回避行動をとる事が出来ます。

つまり『不安』は生きるための本能なのです。

この『不安』とうまく付き合う事を考えるのは人生を楽しむためにとても大事なことになります。

悩みの種を考える

では皆さんはどのようなことに不安になり悩んでいるのでしょうか?

実は悩みの殆どは『問題解決過程』の悩みとなります。

例えば

このシステム障害は何が問題でどのようにすれば解決できるんだ?

標数字が高すぎる・・この目標を達成するにはどうしたらいいんだろう?

こんな形ですよね。

多くの人が考えるのではなく悩むだけ悩み行動に移しません。

そして面白いことに他のもっと重い悩みが発生すると、この悩みは忘れてしまいます。

 

人は短期的にみると『やってしまった事』に悩みます

中長期的にみると『やらなかった事』に悩むようです。

これって裏を返すと悩むぐらいならいったん行動してみたら?ってことですよね。

その悩みいつまで続くの?

とても面白い事実なのですが、大抵の悩みは1年後には忘れています。

喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったものであの時なんであんなに悩んでたんだっけ?って事多くないですか?

人間は忘れる生き物です。

朝活かるてっどでも毎回最初の10分を前回の振り返りで使っているのですが、エビングハウスの忘却線の通り1日後には約70%の情報を僕たちは忘れています。

 

忘れる=いらない情報を捨て新しい情報に反応する能力って考えると忘れることもあながち間違っていないですよね。

安心とは何なのか?

では不安の逆に当たる『安心』とはどういった状況なのでしょうか?

これはハーバード大学の研究結果なのですが

幸福に必要なことは新進が集中する環境に居続けることである

とのことでした。

何かに集中していれば、ほかの雑念は入ってきません

結局、ほかのことを考える隙間がない事が幸福の条件となります。

孔子も言っています

好きなことを仕事にしなさい。
そうすれば、人生でもう一日たりとも労働することはない。

なんだかんだ成功者はとても忙しい生活をしています。

もう一生食っていけるお金を集めてもそれでも仕事に精を出すのは、好きだから(幸福だから)なんだと思います。

ちなみにですが、悩んでから行動するのではなく、悩む前に行動する人のほうが幸せになれる比率が高いようです。

この仕事しないといけないな~って思いながら億劫なので先延ばしにしてる仕事ありませんか?

結局その仕事が気になって全体的に仕事がおろそかになってませんか?

まずは行動してみる事

これが安心につながります。

考えるために必要な事

では考えるために必要な条件って何でしょうか?

実はよく考える為には、逆に『考えない時間』が重要になります。

これは脳のデフォルトモードネットワークを活用できるからです。

デフォルトモードネットワークとは脳が安静時に活発になる領域を使う事を言います

 

想像してみてください

あなたは、何らかの達成のためのプランを考えています。

その時、脳は考える為に特定の場所が働いています。

考え続けて脳の中で働いているのは特定の場所のみです。

これではアイデアが限定されます。

そこに考えない時間を取ったとします。

脳は安静時に稼働する部分の動きが活発になります。

この2つの異なる脳の活動の組み合わせがより良いアイデアとなります。

よくミュージシャンが散歩中/お風呂の中で、新しい音楽が降ってくるというような事を言いますが、おそらくこれはこの2つの機能がうまく組み合わさった結果、よりよい音楽のメロディが思いついてるのだと思います。

まとめ

今回は考える事を様々な角度から考えてみました。

何故考える必要があったのか?:不安からの脱却

考える理由は何なのか?:問題解決の過程にいる為

ずっと考え続ける必要があるの?:1年経てばその悩みも酒の肴

考える幸せって何?:やるべき事にしっかり向き合い考えているときこそが幸福

考えない時間を持つとどうなる?:むしろ新しいアイデアが生まれる

 

考えるってことを哲学するだけでも様々な観点がありますね。

今回参考にさせていただいた本はこちら

とても面白い本でした。

今回はその中の大項目の1つを私の経験含めてまとめています。

興味がある方はぜひ手に取ってみてください

 

ではまた