関西で働く外資系IT企業(GAFAM)サラリーマンのあれこれ

関西圏で働いていて感じたことを発信していきます。主に副業や投資、外資系への転職(各社に転職した友人の採用までの方法等)・・英語や筋トレ そして仕事での成功体験など皆さんに有益な情報を発信できればと思っています

【就職】氷河期再来?の就職で内定を取るために準備する事

どうもNaokingです

今日は午後一のミーティングが無くなった事もあり

朝のうちにブログを仕上げておこうかと思い書いております。

朝晩は冷えますが、お昼間は比較的ポカポカしてますね

本来であれば営業で外を歩いているのでしょうが、ずっとお家のためなかなか日の光を感じる事が出来ません。

とは言え、諸外国ではコロナのワクチン接種が始まっているところもあります

この自粛期間は収まっていくのでしょうか?

という事で今日のテーマはこちら

 

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【就職】氷河再来?の就職で内定を取るために準備する事

 

 

先日転職についての記事を書きました。

そこでふと思ったのですが、今年の就職活動は例年にないぐらい厳しい戦いになるんだろう・・

 

って事で私は就職氷河期時代の入社組なので、これから年を明けて就職活動の準備をする方々のヒントになればいいなと今日のネタにしました。

 

2019年の就職内定率は?

リクルートさんが出されている就職未来研究所の発表によると2019年卒の卒業時期における内定率は95.9%となっています。こちらは2018年卒と同じ水準でした。内定を取得しているのは「第一志望の企業」が最も多いとの結果が出ています

 

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まぁ実際、需要と供給のバランスを見ると就職者側が圧倒的につよい雰囲気がここ数年ありましたよね。

内定を断られないために・・人事部門があくせくしている記事をたまに見かけました。

 

コロナの影響により企業の採用は鈍化?

 リクルートワークス研究所の2021年春(来春)調査によると、学生の就職希望者数は、来春卒が前年比1.7%増の44万7100人。これに対して企業の求人総数は、20年卒が80万4700人に対して、来春卒は68万3000人で15.1%減少しているようです。

   就職希望者1人当たりの求人数を表す求人倍率は、2020年卒は1.83倍だったが、これが来春卒には0.3ポイント減の1.53倍となり、急落。求人数が10%以上落ち込んだのは、リーマン・ショックの影響が及んだ2011年春卒以来で10年ぶりのようです

 

ただ私が就職活動をしていた時はこんな感じ

リクルートワークスの調査によれば、1991年をピークに求人倍率は低下傾向で推移し、2000年にはついに1倍を下回った。

 

まだ全然ましですね。

 

とは言え今後企業は、より優秀な人材を求めて就活生を見てきます。

その中で自分の希望する会社に内定するためにはどのような準備をしておく必要があるかを、自分の経験からお伝えします

 

就職活動のプロセス

大きく分けてこんな感じでしょうか?

-エントリー

-会社説明会

-集団面接

-(場合によっては)オリエンテーション

-SPI

-個人面接 x複数回

-内定

 

私は、今でこそGAFAMで働いておりますが、大学は本当にFランクの大学に通っていました。また今回お伝えする内容はSEや専門職等、学校での経験が生きる職種ではなく、営業などの文系出身者が上手く成功するための情報ですのでご注意を!!

①今到達できる山の最大級はどこかを知れ

今の会社の新入社員と話をしていて改めて思いますが、学生時代に努力していない人が、今をときめく会社にすんなり入る事はやはり難しい(できません)

彼ら彼女らの経歴を見ていても、やはり早慶以上ですし、そこが一番下です。

海外の大学出身も多く、なんなら既にビジネスを立ち上げていたりNPOを作っていたりと、私はこれをやってきた!!という確固たるものをお持ちです。

 

残念ながらバイトや楽に生きてきた人たちと比較すると新入社員からここに飛び込めることは無いでしょうしエントリーすら時間の無駄かと思います。

ただ上手く転職をすれば私でもGAFAMで働けているので大丈夫です!!しっかりとSTEPを踏みましょう。

 

私の場合は、学校内の就職課に行き、先輩の入社履歴を色々と調べました。

私の志望としては

-IT企業

-営業

-関西に事務所を持っている

-極力大きな会社・・

これぐらいしか、そもそも世の中を知っていないので調査対象にはしませんでした。

 

結果、こんな会社の内定をとりました。(まぁ3年ちょっとで転職しましたけどね)

東証一部上場

・資本金100億円

・全国に支店あり(東京と大阪のダブル本社←創業は大阪)

・その業界でNo1

 

ちなみに余談ですが、当時入社したかった会社はKDDIです。

なんとしても入りたかったので、

-説明会では早朝から並び一番前の席を取った(大阪のホテルで説明会は実施されました)

-説明会では手を上げ質問をしアピールをした

-説明会後に手紙を書きKDDIで働いている自分をアピールした

結果、次のSTEPには行けましたが、壊滅的にSPIが分からなかったのでそこであえなく撃沈しました。

 

勉強してこなかった大学生にSPIは厳しいですね

 

②他の業界の面接も受けておけ

入りたい業界はITでしたが、当時レストランや、金融(主に先物とかでしたけどね)メーカなどの企業も受けておりました。(最終的には業界こだわらず4つほど内定はもらいました)

これには理由があります

-どのような業界ではどのようなニーズがあるのか?

-受けている学生はどんな雰囲気なのか?

-どんなアプローチをしているのか?

周りを見渡せばいろいろと情報が落ちています。

これは使えそうなフレーズだなと思えばパクればいいのです。

 

どうしても似たような業界では情報の鮮度が悪くなってきます。

手間かもしれませんが、自分が思っていた以上に良い企業が世の中には沢山存在します。それを知れただけでも儲けものと思ってください

そして面接に行ったその会社が後のお客さんになる事もありますのでネタを集めるためにも時間を割きましょう。

ただ自分の身の丈に合ってないところはエントリーしても選考が進まないので時間をかけちゃーだめですよ

 

③他人と同じことは言うな

これは今でも大事な事なのですが、学生であれば授業で!!社会人の皆さんであればプレゼンを聞くや勉強会で話を聞く等、人の話を聞かないといけない機会ってたくさんあると思います

聴衆者として聞いていてつらい事といえば、たらたらと似たような話を延々と聞き続ける事です。

相手は人事部です。

転職者含めて毎年、毎月 選考の面接をしています。

学生時代の取組みで頑張った事を聞かれた際にバイトのリーダとして周りの人を引っ張った!

なんて話は何の信ぴょう性もなければ、面白みもありませんし既に何百回と聞いている話です

 

もしそのような話をするならば、ちゃんと問題に対してどのように取り組み結果どのような形に変わった・・というエビデンスを説明する必要があります・・

このアピールっておそらく面接官の頭に残らないですよね

今の会社も前の会社もそうですが、そもそもあの人たち(人事部)って本当に会社の事知ってるのか?って思えるぐらい自社のビジネスの事知らないでしょ(勝手な意見すいません)

 

私は面接でこんな話をした

私はどのようなアプローチをしていたのでしょうか?

 例えば志望動機を聞かれた際に

 

他の学生は御社のABCという考え方に感銘を受け私もその一端を担いたい的な会話をされていた記憶があります。

 

当時ITは2000年に当時の首相である森さんがIT革命という言葉をスローガンに日本を変えようとしていました。

これからの業界って感じですね。

なので多くの学生がIT業界にエントリーしていたと思いますしIT革命という言葉をつかっていたと思います。

ただIT革命をそのまま使うと芸がないですよね

 

私はこんなアピールをしていまいた。

 

『2000年に当時の首相である森さんがIT革命という言葉を使っていました、今後はITが来ることを国も言っているわけです。ただ私はIT革命はもう既に起こっていると思っています、それは1980年にWindows3.0がリリースされました、このタイミングこそがIT革命という言葉にふさわしいタイミングであり、既に20年という時間が流れています、私たち日本の会社は既に先行されている状況にいます』

 

という形で、まずはこいつ他とは違うな??というイメージを与えてから、自己PRをしていました。

因みに余談ですが、このフレーズは大前研一さんの本で読んだことをそのまま伝えてます。ただ自分の言葉として言えばそれが大きな武器になるわけです(まぁどうせ人事の人も大前研一の本なんて読んでないだろうなって思ってました)

 なので入社したい業界の歴史を調べインパクトのあるアピールを事前に準備しておきましょう!!

④身振り手振りを使い目を見て話せ

これも私が就活中のタイミングであった小泉首相をパクっていました。

彼はシンプルな言葉を大きなリアクションをしながら国民に伝えていました

だからこそ凄く説得力があったのです

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多くの国会議員は渡された原稿を読むだけなんですよね。

全く説得力がなく、やらされ仕事をこなしている雰囲気すら感じます。

ただ当時、小泉さんは相手の目を見て自分の言葉でしゃべっていた。

私はこれだ!!と思い面接で活用していました。

 

⑤サラリーマンはアクター/アクトレスであれ

私は、最初に入った会社の最終面接でやらかしをしています。

簡単に言うと面接官ともめました。

ただその面接が終わった時には、『内定をもらえたな』と確信をしていました。

 

どのような事でもめたかというと、人事決定権を持っている立場であれば自分の息子をコネで入社させるか否か?という話をしたからです。

なぜそのような話になったかは記憶にないのですが、私はコネでは自分の息子を入社させないという人事面接官の主張に対して、きれいごとだと反論しました。

ここで意見がぶつかったわけです。

ただこの面接官が社長であることに途中で気づきます。

 

私の中では上場企業の社長が一面接に顔を出すはずがないと思っていたのですが、予想が外れました。

これはまずいと思い、社長であることを知った後、涙を流しました

こう伝えました。

『面接に来ている一学生に対して上場企業の社長が時間を割き会話をしてくれることに私はいたく感動してしまい、泣いてしまいました。』

まぁその後内定通知が来るわけです。

おそらく、面談後の選定の中で、『変わったやつ』『でも熱いやつ、こんな奴が社員にいてもいいかも』的な話が合ったのかなと想像しています

 

今でもずっと思っていますが、仕事と言えど、人間は感情で物事を決めてしまう生き物です。

お客様に気持ちよくお仕事をしていただくためには、営業は俳優である必要があると思っているわけです。

 

どうでしょうか?

非常に長いブログになってしまいましたが、私が就職氷河期でも内定をいくつかいただけたテクニックを共有しました。

 

これから就職活動を迎える学生さんの参考になれば幸いです

 

ではまた!!