どうもNaokingです
15日の提出が終わり、その作業によって後回しにしていた作業もある程度めどがついたのでようやくいつものペースに戻れそうです。
今年に入ってまだ3つ程度しかブログを書いておりません。
昨年全盛期は毎日に近いペースで書いておりましたが、こんな感じでペースが空くとやはりアクセス数は減りますね。
継続的な努力が必要という事がブログを書くうえでも大事なのだなとアクセス数を見ていると思います。
って事で今日のテーマはこちら
【ビジネス】世界一わかりやすいDX入門を読んでみて
正確には今読んでいる途中という感じなのですが、良かったポイントのシェアです
この本の作者は各務さんという方です
GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。
サブタイトルとしてこんな文字が付いているのですが、そうなんです、こちらの方はGAFA出身で今はKADOKAWA Connectedの社長をされています。
この本、結構売れているのですが、以前、一緒に働いてた方の著書となります。
予約をして買って読みだすまでにかなり時間がかかってしまってすいません。
因みに私と各務さんの最初の出会いは、アメリカでした。
会社のイベントでプロダクトのトレーニングがホテルの会場で実施されており、そのイベントの合間の休憩時間にお会いしたのが各務さんでした。
なぜ、あそこで出会ったのかは全く記憶はありませんが・・まぁあまり日本人がいないイベントだったので、お互い声をかけたのかもしれません。
その数十分の会話でとても頭の良い人だなと感じたのを覚えてますし、その後日本で何度もお仕事をご一緒したのを覚えています、退職をカミングアウトされたタイミングもしっかり覚えていますし送別会での出来事も忘れる事が出来ません。
余談ですが外資系あるあるだと思うのですが、多くの場合、会社の移動は知り合いの方に『来ないか?』と言われて異動することが多いです。
なので本当に良い関係が長い間継続します。
私も一度各務さんに呼ばれたことを覚えてます。その為に大阪まで来てくれたのもよい思い出です。
外資系で働いているとこの会社で働いている・・というよりも『外資系連合会社のGoogle事業部で働いています。』とか『Amazon事業部所属してますが、来週からMicrosoft事業部です』ぐらいのつながりがあったりします。
過去そんな記事を書きましたので以下Linkを見てくださいね
ようやく本題、この本のどこが良かった?
まず、読者の皆さんにお伝えしておくべきこととして
デジタルトランスフォーメーション(DX)の無い企業は今後、衰退していくと言われています。
『全ての企業がソフトウェア会社になる』と2018年の顧客向けイベントでマイクロソフトのCEOであるサティアは説明をしていました
皆さんはどう思いますか?
当時この話を聞いた時には???ってなりました。
ただ、今はこの言葉の意味がよく分かります。
車はもはや2025年もしくは2030年までにEVカーに代わっていかなければなりません。
それに伴いADASと呼ばれる自動運転などの機能も順次各社でもリリースされて行くでしょう
そうなってくると、車よりも車を制御コントロールするソフトウェアやセンサー等、車を作るうえでかかるコストは物理的なモノからソフトウエアに主軸が置かれて行くことでしょうし、テスラのようにその知見がたまっている会社が業界を牛耳っていくと思います。
ただ日本の企業は、残念ながらこのDXというバスワードはよく聞くものの、実行に移している企業は皆無です。
その問題点や海外でDXに取り組めているGAFAの動きを自分の経験から、どのように日本企業に取り込んでいくかをわかりやすく説明してくれています
DXには大きく4つのタイプがある
①『攻め』 X 『個別化』
EX:ECサイトを立ちあげ、特定のカテゴリのキャラクターを使った物販をする
②『攻め』 X 『プラットフォーム』
EX:会社のトップページを作り替え、顧客IDを軸に全てのサービスが連携できるようにして、外部の多数のWebサービスとも連携し、特定の領域でのプラットフォームビジネスを展開する
③『守り』 X 『個別化』
EX:過去に作り上げたWebサービスをクローズするか、新しいインフラに乗せ直して再生をするか決めるようなこと
④『守り』 X 『プラットフォーム』
EX:会社に眠っている有形、無形の資産を集め、インフラ化し、コスパの良い標準化されたデジタル技術のインフラを作る
多くの日本の会社は③が強く、少し進んでいても④を選びます。
これは言葉の意味をちゃんと理解していない経営層からDXを推進しろと言われてIT部門が出来る限界がここであり、それを提案するSIベンダーもDXが何かをちゃんと理解していない、または業務を理解していない事が原因なのかなと思います。
この4つを組織・人材・プロセス・時間・KPIで比較されているのですがこれがとても分かりやすいし、IT部門さんへ提案しているとあのお客さんはこれだな~なんて思います
各務さんは、この辺の全体を見る角度をまとめるのが昔から上手いんですよね。
まだまだ本では素敵な話をしてくれてます。
と言っても第1章は自分の過去を語らているのでそこはスルーでもいいかな?私はあの時の話ね的な事を思い出させてくれて楽しかったですが。
しかし、自分の身近な方が本を出すと、いろいろと考えさせられますね。
各務さんのように結果を出し続けていきたいもんです
ではまた