どうもNaokingです
またまたブログをさぼりがち
最近、結構当たりな本を読んでいますのでお伝えしたい事はあるのですが・・
手が動かないというか会議の間の休みは外でリフレッシュしたい
って事で更新する時間がないのが状況(自分に甘いぞ俺)
って事で今日のテーマはこちら
【人生】スペイン人の上司とインドの同僚にダイバーシティ&インクルージョンについて聞いてみた
以前こんな記事を書きました
彼のライフプランはとてもしっかりしており、マネーリテラシーの高さにもとても関心させられました。
今回は彼ともう1名インド国籍の同僚からダイバーシティ&インクルージョンについての考えをお聞きする場を持ちました。
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)って??
ダイバーシティ(Diversity)とは
日本語では「多様性」といわれています。シンプルな定義は”人と人との違い”(difference between people)のことです。
一般的なダイバーシティのくくり
見える違い
外見・性別・人種・国籍・年齢・働き方など
見えない違い
経験、育った環境・文化・宗教・学歴・地位・所属する組織など
心理的傾向
価値観・キャリア志向・組織観・職業観・ライフスタイルなど
インクルージョン(Inclusion)とは
一人ひとり異なる存在として受け入れられ全体を構成する大切な一人としてその違いが活かされることをいいます。
こちらのNPOが非常にわかりやすくまとめられておりましたので、こちら抜粋しちゃいました。
業務期間中に何をしとんねんって思われる方もいるかもしれませんが、企業はある一定のサイズを超えると、社会貢献等、会社の利益を越えた価値の訴求を求められます
その為、D&IやLGBTなどの問題についても非常に時間をかけてトレーニングを受けます。
ただ日本にいると違いについて言及しても、日本人は基本的に同じ人種同士で仕事をしている事が多く、島国特有の独立した文化圏で生きているのでなかなかイメージが付きにくいですよね。
その違いを海外から来られて日本で働いている2人に話を聞こうという話になりました
ここが変だよ日本人!?
ちょっと面白かったテーマについての共有です。
インドから来た同僚は既に14年日本で働いており基本的な会話は日本語が可能です
そして日本が好きだから日本で働く事を決めた方でした
最初に理解が出来なかった事が日本では当たり前のタイムマネジメントです
彼は日本で働きだして2分始業時間に遅れたようです。
その時、彼の名前がメールのヘッダーとして遅刻している旨の内容や問題定義の内容が回っていたようです。
その2分の遅れに何の問題があるのか?
因みに彼はこの遅れを問題視した事に、全く持って理解が出来なかったようです。
私事ですが、1社目がタイムマネジメントが厳しい会社だったのですが、最初の会社だった事もあり企業ってそんなもんだって思ってましたが、よくよく考えると本当に変な話ですよね。
因みに2社目からは時間の制限が全くない(財閥系とかの方が意外とのその辺緩い?)だったのと、既に今の会社は8年たっている(しかも外資系)ので、このような時間に厳しい会社では働けないなと思います
②ゴールに対する考え方
海外の方々はゴールに対する道順を余り重要視しません
日本の方はそのプロセスを非常に大事にするようです
その為、意思決定に対する時間。
そしてその結果にたどりつくまでのプロセスを念入りに考えすぎているとのことです。
早くゴールにたどり着き、得られるメリットよりも、周りとの協調性や忖度等、全く持ってその企業にとって必要ないものを優先事項として挙げてきます。
確かに私が社内に報告しているBig dealなんかはしっかりと数字が上がるまでざっくり1年半ほどの時間がかかります。
この案件のスピードを速くできるのか?とよく聞かれますが、どう考えても早くはできません。
これ海外の方からすると、案件化するタイミングがもっと後ろで、日本の場合、事前根回し時から私たちが案件として支援しているので、工数とビジネスの規模、そしてスケジュールに対して違和感を持つのかなと思います
③宗教と政治について
かなり取り扱いが難しい問題について聞いてみました。
私たちの国は形式上多くの人は仏教徒です。
ただ日本人は宗教というものにあまり興味を持っていません
クリスマスにはお祝いをするし、正月には神社にお参りに行きます
お盆休みは先祖を敬います
ただ海外の方々は違います
むしろ宗教を自分たちのプライオリティのTOPにおいて、生活をしています
私の会社では1年に1度海外出張があり、以前はそのホテルでは2名が1室で1週間を過ごします。
基本日本人をリクエストするのですが、当然タイミングがズレれば日本人ではない方と部屋がマッチングされることもあるわけです。
そうなると例えばイスラムの方々はお祈りの時間をしっかり取りますし彼らの生活感に触れる事になります。
ビジネスのコミュニケーション、私生活の中で異なる宗教を重んじる方々と触れ合うわけなので、そこに対してどのような接し方をしているのか??
とても興味がわいたわけです。
ただ宗教に加え、政治についても基本的には仕事の中で触れる事はないとの事。
私たちは日本の政治がだらしないという事を最初のアイスブレイクなどの話題で触れたりもしますが、中国で習近平さんを否定する話なんてしようものなら・・って事です。
因みにロンドンでは政治や宗教について普通に会話をしていたが、南アフリカなどでは完全にタブーとの事で少し住む場所によっても異なるのだなと感じました
異文化を知るうえではこちらの本がおすすめとの事でした。
私も読んだことがないのでちょっと次の自分の中での課題図書として読んでみようかなと思います。
百聞は一見に如かずと言いますので、やはりチャンスがあれば海外で働いてみたいなと感じますね。
ではまた